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MTVにた肖りたいと思っていたのなら本当はこの
HOMAGE:003「ラジオ・スターの悲劇を異なる視点で見た」を一番最初の
オマージュにしてもよかったかもしれない。HOMAGE:003 は、名曲
「ラジオ・スターの悲劇」を複数の価値観による見方「異なる視点で物を見る」
が出来る可能性があると自分なりに解釈したものである。
「異なる視点で物を見る」・・・この考え方を、この世の中に初めて齎したのは
画家セザンヌだが彼の作品が世に知られるようになる前には彼は,
彼を知る人々から変人としか見做されていなかった。
しかし今ではこの考え方は絵画のみならず、あらゆる学術研究、事業経営、
政治政策、果ては個人におけるプライベートなものまで大きな影響を直接、
間接を問わず与えるようになった。
当然、映像音楽もその枠から外れない。
この曲はその顕著なものだと言えるでしょう。MTVの記念すべき
第一回目に放送されたPVとして歴史に名を遺すこの作品は、その未来的な
映像の重要なアイテムともなっているMoogやローランドVP-330等と見受けられる
シンセサイザーが演奏に使われjYる楽器の中心となり、
そして地球外生物であろうか或いは,人造人間であろうか
プラチナ色の髪の美しい女性の存在とあいまってあたかも便利にして快適な
社会を最新テクノロジーが、齎してくれるかのように思える仕上がりとなってます。
しかし歌詞の内容は「ラジオのスターは最新のテクノロジーが作り出す
映像によって殺された。!!」とでも言った様なものです。
実際にあった話としては、ラジオの前に座ってそのスピーカーから
流れてくる女性アナウンサーの、優しく美しい声に<ももも~萌え~~!!>だった
男性リスナー達がTVが世に登場しブラウン管に映った彼の憧れの女子アナの
映像をその眼に認めた途端、その男性リスナー達は<無ご~~~ン!!>となって
ヘコんでいたと言う話を、その当時若かった人複数から聞きました。
この場合に殺されたと言うのはその男性リスナー達の抱いていた女子アナの
虚像そのものでしょう。
MTV的に視点を異にしてみると「MTVの欲しがる映像作品の作れない
アーティストは人気を得られず、失業して淘汰(殺され)ちゃったんだぜ~!!」と、
MTVの開始に因るアーティスト達の未来をバグルスの二人に、
脅しとも皮肉とも或いは映像作品を頑張って作って欲しいと言う励ましとも
取れる表現をさせたともいえると思います。!!
更に視点を異にして、今現在に重ねて見ると最新テクノロジーが今現在に
齎した生き残りと淘汰の明暗はこの作品以上のモノが確かにあります。
ネット事業等で成功を収める者がいるその一方でネットカフェ難民として
漸くながら日々を生きる者。その最新テクノロジーを動かす石油やバイオ燃料
で潤える者。それらの高騰で食べる物すら買えない者。
がしかし確実に今の社会に生きる多くの人々は
テクノロジーによって支えられて生きているという事は否定出来ず、
この僕自身もその一人なのです。
しかも本業である筈の牧畜業も又、明と暗の狭間に挟まれて淘汰の波
(倒産)に怯える有り様です。!!
このままじゃマジでリーマンブラザースのお仲間だよ~!!
あ~淘汰の波(倒産)に殺される前にもっと女子アナに萌え~しときゃよかった。!!
電脳忍法!!天地換えし!!零々参{天}へ!!
電脳忍法!!天地換えし!!零々参{人}へ!!